グリッドシステム

基本構造

.container

.containerはカラムグリッドを形成する親要素、.colは各々のカラムとなります。.containerの直下には.colのみを置くようにしてください。(ただし後述の.rowは例外)

※ 以下のコードサンプルでは<div class="container">を省略しています。

.col

.colはinline-block要素、左右にpadding(Gutter)を持っています。これらの設定をオーバーライドしてしまうとレイアウトが正しく表示されないため、各パーツは.colの中にマークアップします。 クラスに加え、コンテナ全体をを12分割した何カラム分かを.col-*で指定することでカラム幅を表現します。.col-12は省略可能です。

.row

.colはinline-blockのため、横に並ぶカラム同士が12を超えると改行されます。明示的にカラムをグループ化して上下に分断する必要がある場合は、colを.rowで囲むことで改行がされます。

レスポンシブ

基本仕様

lg(PC)、md(Table)サイズは.col-*の数字に従いますが、sm(スマホ)では強制的に1カラムになります。

カスタマイズ

.col-md-*でmd表示の時の幅、.col-sm-*でsm表示の時の幅を個別に指定することができます。

レイアウト

オフセット

左側のアキ(オフセット)を作るためには、.colに対し何カラム分のアキを作るのかを指定する.col-offset-*クラスを使用します。

オフセットも.col-*の設定と同様に、lgとmdは共通ですが、smではオフセットなしにリセットされる仕様になっています。これをオーバーライドするためには、.col-md-offset-*.col-sm-offset-*を使用します。

※ sm表示でもオフセットを使う場合、sm表示での.colが横100%(12カラム)にリセットされることに留意してください。上記例では、幅が12以内におさまるよう.col-sm-10を指定しています。

アラインメント

.containerまたは.rowの階層で.text-left.text-center.text-rightを使用することで、カラムの整列が可能です。デフォルトで左寄せのため、オーバーライド目的以外では.text-leftは必要ありません。

バーティカルリズム

.container.row.colはいずれもデフォルトでは上下方向のmarginやpaddingを持っていません。
上下方向のアキを表現するためには、.colに内包させる要素に対し、文書構造を表現するためのclass.chapter.subchapterを使用します。(.chapter、.subchaperの使い方については 文書構造 のページを参照ください。)

.colそのものに対して.chapterを付与することも可能ですが、いずれの場合も.colがdisplay-blockのため、上下に並ぶcol同士や、colの直下の子とのmarginの相殺が起こらず、期待するアキの2倍になってしまうことに注意ください。

内包する子要素に.subchapterクラスを持たせる場合

.colそのものに.subchapterクラスを持たせる場合

グリッドシステムのネスト

.colの直下に.colをネストすると、カラム各々が持つ左右のpadding(gutter)が重複し、期待するレイアウトになりません。

余白を一定に保ったままグリッドをネストするには、.colの中に.containerをネストします(.container.colの兼務はできません)。
これによりさらに複雑なレイアウトを表現することができますが、コードも煩雑になるため必要最低限の使用としてください。

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ユーティリティ

row-no-gutter

内包するcol内の余白(gutter)を無しにする場合にこのユーティリティクラスをrow階層に付与します。

row-wide-gutter

内包するcol内の余白(gutter)を2倍にする場合にこのユーティリティクラスをrow階層に付与します。